海外渡航、留学、海外赴任の方のワクチン(予防接種)海外渡航、留学、海外赴任の方のワクチン(予防接種)

海外渡航、留学、海外赴任の方のワクチン(予防接種)

予防接種

海外へ渡航留学海外赴任を予定している方は、現地での感染症リスクを考慮し、事前にワクチン(予防接種)を受けることが重要です。

国や地域によっては、日本では流行していない感染症が広がっており、十分な免疫を持たない状態で渡航すると重症化する可能性があります。

特に麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(水ぼうそうを含む)、A型・B型肝炎、日本脳炎、狂犬病などは、多くの国でリスクが高いとされています。

自身のワクチン(予防接種)歴を確認しましょう

渡航前には、自身のワクチン接種歴を確認し、不足しているワクチン(予防接種)があれば早めに接種を受けましょう。特に、2回接種が推奨されているワクチン(麻疹・風疹・水痘など)は、1回しか受けていない場合、追加接種を検討することが望ましいです。

海外での健康リスクを最小限に抑え、安全で快適な滞在を実現するためにも、ワクチン接種の準備を万全にしておきましょう。海外渡航、留学、旅行を計画している方は、旅行先での健康リスクを避けるために、事前に適切なワクチン接種を受けることが重要です。特に、感染症のリスクが高い地域への渡航時には、ワクチン接種が強く推奨されます。


 

当院で提供するワクチン(予防接種)

当院では、以下の旅行者向けワクチン(予防接種)を提供しています。
下記にないワクチン(予防接種)も対応可能な場合がありますので当院までお尋ねください。

A型肝炎ワクチン

汚染された食事や水から感染するリスクを防ぐために推奨されます。

接種回数: 2回

接種間隔: 初回接種後、6ヶ月後に2回目接種

B型肝炎ワクチン

血液や体液を介して感染するため、医療従事者や長期滞在者に推奨されます。

接種回数: 3回

接種間隔: 初回、1ヶ月後、6ヶ月後の計3回接種

破傷風ワクチン

傷口から感染する可能性があるため、予防接種が重要です。

接種回数: 3回

接種間隔: 初回、4週間後、6ヶ月~1年後の計3回接種

日本脳炎ワクチン

日本脳炎は、日本脳炎ウイルス(JEV)によるウイルス性脳炎で、主に コガタアカイエカなどの蚊によって媒介されます。豚や水鳥がウイルスの保有宿主となり、蚊を介して人に感染することがあります。人から人への直接感染はありません。

流行地域

日本脳炎は アジアと西太平洋地域 に広く分布し、特に以下の国々で流行が報告されています。

  • 東アジア: 日本(非常にまれ)、中国、韓国、台湾
  • 東南アジア: タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ラオス、ミャンマー、カンボジア
  • 南アジア: インド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ
  • オセアニア: パプアニューギニア、オーストラリアの一部地域

特に 農村部や水田の多い地域 で発生リスクが高く、雨季に流行が拡大することが多いです。

症状

感染者の多くは無症状ですが、発症すると高熱、頭痛、嘔吐、けいれん、意識障害などが現れ、重症化すると脳炎を引き起こし、死亡や後遺症を残すことがあります。致死率は約20~30%と高く、回復しても神経障害が残ることがあります。

予防と対策
  • ワクチン接種: 最も有効な予防方法。流行地域に滞在する場合は、事前のワクチン接種が推奨されます。
  • 蚊の対策: 蚊に刺されないよう長袖・長ズボンを着用し、蚊よけスプレーや蚊帳を活用することが重要です。
  • 環境対策: 水たまりを減らし、蚊の発生を抑えることも効果的です。

流行地域へ渡航する際は、事前に医師と相談し、日本脳炎ワクチンを接種することをおすすめします。

接種方法

標準的な接種スケジュール(日本国内)

初回接種(1期): 6か月~90か月(7歳6か月)までに 2回接種(1~4週間間隔)

追加接種(1期追加): 初回接種から 約1年後 に1回

2期接種: 9~13歳の間に1回

ブースター接種の必要性

日本では小児期に接種を受けるのが一般的ですが、 成人で接種歴がない方や、流行地域へ長期滞在する場合は追加接種(ブースター)が推奨されます。特に、ワクチン接種から 10年以上経過すると免疫が低下するため、流行地域へ渡航予定の方は再接種が必要です。

ブースター接種が推奨される対象者
  • 日本脳炎の流行地域へ長期滞在する方(1か月以上)
  • 農村部や湿地帯など、蚊の多い地域で活動する方
  • 医療従事者や動物研究者など、高リスクの職業に従事する方
  • 以前ワクチンを接種したが、10年以上経過している方

狂犬病ワクチン

狂犬病は、狂犬病ウイルスによって引き起こされる感染症で、犬やコウモリなどの動物から人へ咬傷を通じて感染します。発症すると脳や神経系に影響を及ぼし、ほぼ100%致死的な病気です。

症状

初期は発熱や倦怠感、咬まれた部位の痛みやかゆみが現れます。進行すると水を怖がる「恐水症」や筋肉のけいれん、精神錯乱が生じ、最終的には昏睡状態に陥り死亡します。

予防と対策

発症前にワクチンを接種すれば防げます。感染リスクのある地域へ渡航する場合は事前にワクチンを受けましょう。動物に咬まれた場合、すぐに傷口を洗浄し、速やかに医療機関でワクチン接種を受けることが重要です。

狂犬病の流行地域

狂犬病は、世界の多くの地域で発生していますが、特に以下の地域ではリスクが高いとされています。

  • アジア: インド、フィリピン、タイ、ベトナム、中国、インドネシア、ネパールなど
  • アフリカ: エチオピア、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、タンザニア、ケニアなど多くの国
  • 中南米: ボリビア、ブラジル、ペルー、グアテマラ、エクアドルなど
  • 中東: イラン、イラク、アフガニスタン、パキスタンなど

一方で、日本や欧州の多くの国、オーストラリアなどでは狂犬病は撲滅されています。流行地域へ渡航する場合は、事前のワクチン接種と咬傷時の適切な対応が重要です。

接種方法

接種回数 : 3回

接種間隔 : 初回、7日後、21日または28日後の計3回接種

麻疹・風疹(MR)ワクチン

麻疹(はしか)や風疹は、世界各地で流行が報告されており、特に発展途上国や一部の先進国では未だに感染リスクが高い地域があります。 渡航先での感染を防ぐため、適切なワクチン接種が推奨されます。

MRワクチン接種が推奨される海外渡航者

麻疹や風疹の感染リスクが高い国・地域(2024年現在)

  • アジア: インド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ネパール、カンボジア
  • アフリカ: ナイジェリア、コンゴ民主共和国、エチオピア、ケニア、マリ、チャド、スーダン
  • 中南米: ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ハイチ
  • ヨーロッパの一部: ウクライナ、ルーマニア、セルビア、ジョージア
  • 中東: アフガニスタン、イエメン、シリア
MRワクチンの接種スケジュール(日本国内)
  • 定期接種(小児期): 1期(1歳)、2期(5~6歳)で合計2回
  • 成人で接種歴が不明な方: 2回の接種が推奨(4週間以上の間隔を空けて2回)
  • 1回しか接種していない方: 追加で1回接種を推奨
ブースター接種(追加接種)について

麻疹と風疹に対する免疫は、ワクチンを2回接種していれば長期間持続するとされています。しかし、成人で接種から10年以上経過すると免疫が低下する可能性があるため、特に流行地域へ渡航する場合は 抗体検査を受け、必要に応じて追加接種(ブースター)を検討 するのが望ましいです。

追加接種が推奨されるケース

  • 幼少期の2回接種後、10年以上経過し抗体価が低い場合
  • 麻疹や風疹の流行地域に長期滞在する方
  • 過去のワクチン接種歴が1回のみの方
渡航前の対策と注意点

ワクチン接種歴が不明な場合、2回接種を推奨 渡航前に抗体検査を受けることで、免疫の有無を確認可能 風疹ワクチンは妊娠中に接種できないため、妊娠を計画している女性は渡航前に接種を完了することが重要

水痘ワクチン

水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる感染症で、主に 空気感染、飛沫感染、接触感染 によって広がります。発熱とともに体に水ぶくれ(発疹)が現れるのが特徴です。多くは小児期に発症しますが、大人になって感染すると重症化しやすいことが知られています。

水痘の症状と合併症
  • 主な症状: 発熱、全身のかゆみを伴う発疹(水ぶくれ)、倦怠感
  • 潜伏期間: 通常 10~21日
  • 感染力: 発疹が出る 1~2日前 から すべての発疹がかさぶたになるまで 感染力がある
  • 合併症: 成人の水痘では 肺炎、脳炎、皮膚の細菌感染 などが起こることがある
  • 帯状疱疹との関連: 水痘に感染した後、ウイルスは体内に潜伏し、将来 帯状疱疹(ヘルペス) を引き起こす可能性がある
水痘の流行地域と海外渡航時の注意点

水痘は世界中に広く分布しており、特にワクチン接種率が低い国や医療体制が十分でない地域では流行しやすいです。アジア、中南米、アフリカの一部地域では、成人でも水痘にかかるリスクが高く、渡航者は注意が必要です。

主な流行地域(2024年現在)
  • アジア: インド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、ミャンマー、カンボジア、ベトナム
  • 中南米: ブラジル、ペルー、ボリビア、ハイチ、グアテマラ
  • アフリカ: ナイジェリア、コンゴ民主共和国、ケニア、エチオピア、スーダン
  • 中東: アフガニスタン、イエメン
水痘ワクチンとブースター接種

水痘は ワクチン接種で予防可能であり、日本では小児期に定期接種が行われていますが、海外渡航時には成人でも追加接種を検討することが推奨されます。

水痘ワクチンの標準的な接種スケジュール(日本)
日本では、水痘ワクチンは小児期に定期接種をされます。
  • 1,2回目: 生後 12~36か月の間(2回接種により免疫が強化される)
海外渡航者向けの推奨接種
  • 成人では渡航前に2回接種を推奨します(4週間以上の間隔を空けて接種)

おたふくかぜワクチン

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の感染リスクとワクチンの重要性

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスによる感染症で、主に唾液を介して広がります。感染すると耳下腺の腫れ、発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れ、特に成人が感染すると合併症のリスクが高まります

合併症として、無菌性髄膜炎、難聴、精巣炎(男性)や卵巣炎(女性)、膵炎などがあり、特に成人男性の精巣炎は不妊の原因になることもあります。

おたふくかぜは世界各地で流行が報告されており、ワクチン未接種者の間で集団感染が起こることがあるため、海外渡航前のワクチン接種が推奨されます。

ムンプスワクチン接種が推奨される海外渡航者

おたふくかぜの感染リスクが高い国・地域(2024年現在)
  • アジア:インド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ネパール、カンボジア
  • アフリカ:ナイジェリア、コンゴ民主共和国、エチオピア、ケニア、マリ、チャド、スーダン
  • 中南米:ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ハイチ
  • ヨーロッパの一部:ウクライナ、ルーマニア、セルビア、ジョージア
  • 中東:アフガニスタン、イエメン、シリア
ムンプスワクチン(おたふくかぜワクチン)の接種スケジュール(日本国内)
    • 定期接種(小児期)

1回目:1歳で1回接種 2回目:5~6歳(小学校入学前)で1回接種 合計2回の接種で長期的な免疫を得ることができます。

    • 成人で接種歴が不明な方

過去にワクチン接種を受けたかわからない場合は、2回の接種が推奨されます(4週間以上の間隔を空けて2回)。

    • 1回しか接種していない方

追加で1回接種を推奨。 特に感染リスクの高い地域への渡航者は、確実な免疫を得るために追加接種を検討してください。

ブースター接種(追加接種)について

おたふくかぜに対する免疫は、ワクチンを2回接種していれば長期間持続するとされています。しかし、成人で接種から10年以上経過すると、免疫が低下する可能性があるため、流行地域へ渡航する場合は抗体検査を受け、必要に応じて追加接種(ブースター) を検討するのが望ましいです。

追加接種が推奨されるケース
  • 幼少期の2回接種後、10年以上経過し抗体価が低い場合
  • おたふくかぜの流行地域に長期滞在する方
  • 過去のワクチン接種歴が1回のみの方
渡航前の対策と注意点
  • ワクチン接種歴が不明な場合、2回接種を推奨
  • 渡航前に抗体検査を受けることで、免疫の有無を確認可能
  • おたふくかぜは妊娠中に接種できないため、妊娠を計画している女性は渡航前に接種を完了することが重要

特に、おたふくかぜにかかると大人は重症化しやすく、妊娠初期の感染では流産のリスクが高まるため、妊娠前のワクチン接種が推奨されます。

接種間隔: 初回接種後、6ヶ月後に2回目接種

髄膜炎菌ワクチン

髄膜炎菌感染症は、髄膜炎菌によって引き起こされる重篤な感染症で、飛沫感染により人から人へと広がります。発症すると急速に進行し、適切な治療を受けなければ死亡率が高い病気です。

症状

初期症状は発熱、頭痛、吐き気、筋肉痛など風邪に似た症状ですが、進行すると首の硬直(項部硬直)、意識障害、痙攣、紫斑(出血斑)が現れることがあります。重症化すると敗血症を引き起こし、命に関わる場合があります。

予防と対策

ワクチン接種により予防が可能です。特に髄膜炎菌の流行地域に渡航する場合や、寮生活・軍隊・留学などで人との接触が多い環境に行く場合は、事前にワクチンを接種することが推奨されます。また、感染リスクのある地域で発熱や頭痛などの症状が現れた場合は、早急に医療機関を受診することが重要です。

髄膜炎菌の流行地域

髄膜炎菌感染症は、世界中で発生していますが、特に以下の地域ではリスクが高いとされています。

  • アフリカ(髄膜炎ベルト): ナイジェリア、ニジェール、チャド、スーダン、エチオピア、マリ、セネガル、ブルキナファソなど
  • 中東: サウジアラビア(ハッジ巡礼時)、イラク、イラン
  • アジア: インド、パキスタン、ネパール、バングラデシュなど
  • 中南米: ブラジル、ベネズエラなど

一方で、日本、北米、ヨーロッパの一部では感染リスクは比較的低いですが、特定の状況(大学寮生活、軍隊、留学など)ではワクチン接種が推奨されています。

接種方法

日本で使用されているワクチン

  • 4価髄膜炎菌ワクチン(MenACWY): 「メンクアッドフィ®筋注」 - 髄膜炎菌のA・C・W・Y型に対する免疫を獲得 - 1回の接種で約5年間有効(5年を超える場合は追加接種が必要)

推奨される接種スケジュール

  • 海外渡航者・留学・寮生活を予定している方: MenACWYワクチンを1回接種(長期滞在の場合は5年ごとに追加接種)
  • サウジアラビア巡礼(ハッジ・ウムラ): 出発の少なくとも10日前までにMenACWYワクチンを接種(証明書が必要)

接種を検討する際の注意点

  • 髄膜炎菌ワクチンは1回の接種で約5年間有効。5年を超える場合は追加接種が必要。
  • ワクチン接種後、軽度の発熱や注射部位の腫れなどの副反応が出ることがあるが、通常は数日で軽快。
  • サウジアラビア巡礼者は、証明書の提示が求められるため、接種後に証明書を取得しておく。

ワクチン接種のタイミング

ワクチン(予防接種)の種類によっては、複数回の接種が必要なものや、接種後に効果が現れるまで時間がかかるものがあります。そのため、少なくとも渡航の 1~3か月前にはワクチン接種を開始することを推奨します。



ワクチン(予防接種)の予約方法

当院で予防接種を受ける方へ

当院で予防接種を受けられる方はWEBLINE電話にて必ず事前にご予約ください
予防接種の数には限りがあるため、来院したその日の接種は対応できない可能性がありますので、ご了承ください。

  • 電話予約: 受付時間内にお電話ください。

  • オンライン予約: 当院のウェブサイトから24時間受付可能です。

  • LINE予約LINE予約が便利でお勧めです。
予防接種を受けられない方・注意が必要な方
  • 発熱している(37.5℃以上)
  • 重い急性疾患が認められる
  • 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患などがある(治療を受けている場合も含まれる)
  • ワクチン(予防接種)に含まれる成分(鶏卵・安定剤など)のアレルギーがある
  • 過去、予防接種後2日以内にアレルギー症状(発熱・発疹・じんましんなど)を起こしたことがある
  • 痙攣を起こした経験がある
  • 過去に免疫不全の診断をされている
  • 先天性免疫不全の血縁者がいる など

※上記の内容に当てはまる場合や、不明な点がありましたらご相談ください。

 



ワクチン(予防接種)料金について

ワクチン(予防接種)の種類によって料金が異なります。最新の料金情報については、当院の料金表をご確認いただくか、お問い合わせください。

料金表

破傷風ワクチン 3,520円(税込)
肺炎球菌ワクチン(成人)ニューモバックス 9,900円(税込)
肺炎球菌ワクチン(成人)プレベナー 12,760円(税込)
風疹ワクチン 6,050円(税込)
麻疹ワクチン 6,050円(税込)
MR(麻疹・風疹)ワクチン 8,800円(税込)
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス) 6,600円(税込)
水痘 7,150円(税込)
B型肝炎ワクチン
4週間間隔で2回+約半年後に1回接種(合計3回)
1回につき 5,500円(税込)
A型肝炎ワクチン
初回と、その2~4週間後、さらに初回接種の24週後の計3回が基本です。
1回につき 6,600円(税込)
帯状疱疹ワクチン(ビケン) 1回8,800円(税込)
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
2か月の間隔で2回接種が必要(予防効果は10年以上持つといわれています。)
1回22,000円(税込)
子宮頚癌予防ワクチン ガーダシル
初回、2、6カ月後に1か月ずつ接種(合計3回)
17,500円(税込)
子宮頚癌予防ワクチン サーバリックス
初回、1、6カ月後に1か月ずつ接種(合計3回)
17,500円(税込)
子宮頚癌予防ワクチン シルガード9
初回、2か月後、6か月後に1回ずつ接種(合計3回)
29,700円(税込)
新型コロナウイルスワクチン接種 15,400円(税込)

 

ワクチン(予防接種)のよくある質問(FAQ)

ワクチン(予防接種)の副作用はありますか?

一般的には軽い腫れや痛み、発熱などの副作用が出ることがありますが、ほとんどの場合は数日以内に回復します。

どのワクチン(予防接種)を接種すればよいかわかりません。

海外渡航のワクチンは、渡航先・滞在期間・活動内容によって異なります。

世界各地で感染症のリスクが異なるため、渡航予定国に応じたワクチン接種が推奨されます。
アジア(東南アジア・南アジア)
  • A型肝炎(飲食を通じた感染予防)
  • B型肝炎(血液・体液を介した感染予防)
  • 破傷風(ケガをした際の感染予防)
  • 日本脳炎(農村部や長期滞在者に推奨)
  • 狂犬病(動物との接触リスクがある場合)
  • 腸チフス(水や食事を介した感染予防)
アフリカ
黄熱(一部の国では入国に必須) A型肝炎・B型肝炎(広範囲でリスクあり) 破傷風 腸チフス 狂犬病(野犬や動物との接触リスクが高い) 髄膜炎菌(「髄膜炎ベルト」と呼ばれる地域では推奨)
中南米
黄熱(特定の国では入国に必須) A型肝炎・B型肝炎 破傷風 腸チフス 狂犬病(動物との接触リスクがある場合)
中東・北アフリカ/h6>中東・北アフリカ A型肝炎・B型肝炎 破傷風 腸チフス 狂犬病 髄膜炎菌(メッカ巡礼者は必須)
欧米・オセアニア
基本的に追加のワクチンは不要ですが、麻疹・風疹(MR) ワクチン接種歴を確認しましょう。流行地域では、免疫が不十分な場合に感染リスクがあります。

すでにワクチン(予防接種)を接種したことがある場合は?

過去にワクチンを接種していても、以下の理由から 追加接種(ブースター接種) が必要になる場合があります。

免疫の持続期間が限られているワクチン

ワクチンによっては 時間とともに効果が低下 するため、渡航前に追加接種が推奨されるものがあります。

ワクチン 免疫の持続期間 追加接種が必要なケース
A型肝炎 約20年 1回接種のみの場合は追加推奨
B型肝炎 生涯(3回接種完了時) 免疫が十分か抗体検査で確認可能
破傷風 約10年 最後の接種から10年以上経過している場合
狂犬病 2~5年 ハイリスク地域ではブースター推奨
腸チフス 3年(不活化ワクチン) 最後の接種から3年以上経過している場合
<strong ">黄熱 終生免疫(一部例外あり) 国によっては追加接種が必要になる場合あり
日本脳炎 約10年 以前の接種から10年以上経過している場合
髄膜炎菌 約5年 特定地域(アフリカ・メッカ巡礼)へ渡航する場合

対策:渡航前に 接種歴を確認し、必要に応じて追加接種 を受けましょう。

お問い合わせ

当院では、海外渡航者、留学、旅行者向けのワクチン接種に関するご相談を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

MAP

当院では各務原市はもちろんですが、岐阜市、岐南町、関市、笠松町、羽島市、瑞穂市にお住いの方からも予防接種のためご来院して頂いております。

海外渡航の予定のある方や、留学、海外旅行など海外へ行かれる前に予防接種を検討している方は当院へご相談ください。

当院は国道156号線沿いに位置しており、本巣市、山県市、美濃加茂市、美濃市、郡上市、一宮市、江南市、犬山市、扶桑町、大口町からのアクセスも良いため多くの患者様にご来院いただいております。

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    :内科外来 :婦人科外来 :内視鏡検査
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    :土曜内視鏡検査(毎週(12:00~14:00))
    上部内視鏡検査は診療日の午前中に毎日行っています。
    受付時間は診療時間終了15分前

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